2022/01/30 17:14
1月24日からの一週間は「学校給食週間」だそうです。初めて知りました。
私が勤めている児童養護施設は、「学校給食の父」と呼ばれる方(カナダ人のバット博士)の功績を記念してつくられました。戦後の食糧難だった日本で、アメリカやカナダからの支援物資を日本全国に配分し、特に栄養源となる脱脂粉乳を学校給食に導入して、子ども達の栄養改善に取り組む第一歩となりました。ララ物資と呼ばれていた食料や衣料品は当時、多くの子どもだけでなく、大人にも行き渡り、困窮していた日本国民の一助となったそうです。
当時と比べると学校給食は進化し、内容も充実してきました。でも、学校給食がないと困る子は今の時代にも確実にいます。戦後のそれと理由は違いますが、学校給食を頼りにしている子がたくさんいることは間違いないです(ある意味、働く親にとってもです💦)。コロナ禍で、前を向いて、1人でただ黙々と食べる給食ですが、それでも子ども達にとっては大切な時間だということを、2人の小学生を持つ親として実感しています。
さくらんぼうも、学校給食に負けない栄養と美味しさで、子ども達の胃袋、つかみます‼︎
(文・吉澤幸子)