2022/02/12 15:54

いま、さくらんぼうでは、小山田桜台団地の有志の皆さんと、活動の拠点となる「地域交流スペース」づくりに取り組んでいます(さくらさくらのお隣の空き店舗です)。

ここをどういう場所にするか話し合うなかで、自分が子ども食堂を通じて何をしたいのかが明確になりました。

子ども食堂というと、子どもの貧困問題に取り組んでいるように思われることが多いのですが、そこはメインではありません。メインは、子どもの孤立を防ぐこと。困ったときに、「助けて」といえる、優しい大人とのつながりをつくりたい。そこが一番やりたいことです。

いろんな年齢層、職業、性格の大人と交流するなかで、生き方はひとつじゃないと自然と思えるコミュニティ。そば打ち名人、ギターの名人、落語の名人など、いろんなお得技を持つ大人と交流して、自然と豊かな文化資本に触れられるコミュニティ。

そんな場所でかわいがってもらいながら育つことができたら、学校や家庭でイヤなことがあっても、子どもは夢や希望を持って楽しく暮らせるのではないかな。

皆さんと地域交流スペースの内装や設備を考えたり、そこでやることを話し合っていると、ワクワクしてあったかい気持ちになります。地域交流スぺ―ス準備会のメンバーの方が描いてくださった完成イメージスケッチ。素敵なので、ぜひ、みてください。
次の投稿で設立趣意書の内容もシェアします。

追伸
ここをつくるのに、550万円ほど有志のみなさんと用意しましたが、リフォーム費用の見積もりをとったら、250万円ほどたりないことがわかりました(爆死)。ご寄付してもいいよーという奇特な方がいましたら、個人的にメッセージいただけると嬉しいです。

(文・森下和海)