つくっていると、おいしい匂いにつられて、子どもたちがやってきます。今日もたくさん、お手伝いをしてくれました。

最近、子どもたちは、子ども食堂がない日も、頻繁にさくらさくらに来ているようです。さくらのお母さんたちに「おなか減った～」っておやつをもらったり、お話聞いてもらったり。「子ども食堂を毎日やらなきゃ」って気張っていたけど、さくらのような居場所があれば、そこで生まれたつながりのなかで子どもは守られていくんだなと、ちょっと肩の荷がおりました。

それにしても、人は一人じゃ生きていけないのに、コミュニティってなんで壊れてしまったのですかね？　多世代交流の場で生まれる素敵な笑顔を眺めていると、バラバラになってしまっていること自体がとっても不思議に思えます。

（文・森下和海）

＜ありがとうございます＞

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