2022/07/04 12:08
遅くなってしまいましたが、6月25日にシチュー&コーンごはん弁当53食を提供しましたのでご報告します。
この日は暑くて、ひと気はまばらでした。もらいに来てくれる子どもの数はいつもより少なめでしたが、そのぶん大人の方が買っていってくださり、ありがたかったです(子どもは無料なので、大人の方のお弁当購入が活動資金になります)。
お弁当に使ったお米、じゃがいも、玉ねぎは、香川の豊島という、自然が美しい場所(写真参照ください)で無農薬栽培されたものです。もともと町田で学校の先生をされていた 藤崎堅信さんが、第二の人生として豊島で農業をされていて、子ども食堂に送ってくださっています。
その藤崎さんが、町田に帰省。この日、さくらんぼうを訪ねてきてくださり、直接お礼を伝えることができました。「大きなじゃがいもですね」と言ったら、「調理しやすいように大きな物を選んで送っているんですよ」とのこと。優しい心遣いに、感激しました。美味しくてピカピカに輝いている野菜を、いつもありがとうございます。
お弁当配布のあとに、いまの運営メンバーでは初となる運営会議を行いました。
忙しくて、連絡や相談はいつもLINEで済ませてしまっています。でも、地域交流スペースがオープンして、お弁当配布と会食のハイブリッド形式になるなど、いろいろ変わってきています。関わる人も課題も増えていて、LINEだけではさすがに限界ということで、対面での運営会議を実施しました。実際に会って話をすると、問題意識や想いを共有できて、心強かったです。
そして、このあと、私と副代表の吉澤さんは、桜美林大学の野村先生と谷内先生がファシリテーションしてくださった地域交流スペースの皆さんとのワークショップに参加。子ども食堂の活動に皆さんを巻き込んでしまう面があるので、アレルギーや子どもへの対応について話し合いました。
世代間ギャップもある中で、わからないところはわからないと率直に言っていただき、意見交換ができたことが、とても嬉しかったです。地域交流スペースがオープンして2ヶ月の間に、普段、子どもとあまり接していなかった方たちも子どもたちと交流し、相互理解が深まっていたことを実感しました。
子ども応援団、子ども食堂応援団が増えていたのです。子どもや子育て中の親が歓迎されず、「子育て罰」なんて言葉も生まれてしまう日本社会で、“接点”さえあれば、子どもは受け入れてもらえるのだと、希望を持つことができました。
(文・森下和海)
【Special thanks】
藤崎堅信様/お米、じゃがいも、玉ねぎ提供
守屋陽子様/きゅうり提供
〈継続ご支援者様〉
大楯俊昭様
学習塾ロジム様
片山ひろこ様
山口測量様
※名前は五十音順