2022/07/10 00:28

「カツオ梅ハサミ揚げ弁当」53食、提供しました。

昨日は初めてのお魚メニュー。カツオの梅ハサミ揚げと菜の花のナムル、ポテトフライ、五穀米と子どもにはちょっと渋めのラインナップでしたが、「初めて食べたけど、おいしかった!」と好評でした。

カツオの梅ハサミ揚げは、新しくキッチンアドバイザーをしてくださることになった中野歩さんが、知り合いの飲食店から譲りうけたり、安く購入してきてくださったものです。ほかの食材も、今回はほとんどご寄付の品で賄うことができました。食品が値上がりしているので、とても助かります。ご寄付いただいた皆様、本当にありがとうございます。飲食店では、メニューの切り替え等で賞味期限内でも廃棄している食品がたくさんあるそうです。こういったものを活用して、フードロスの解消にも取り組んでいきたいと思っています。

昨日も、お弁当を地域交流スペースで食べていく子たちがたくさんいました。

ほとんどの子たちが完食して、お弁当箱を片付けて帰るのですが、なかにはたくさん残したまま、放置して帰ってしまう子も。その片付けをするときにはちょっと悲しい気持ちにもなります。

でも、そういう子も繰り返し子ども食堂にきて、いろんな人が協力して作ってくれていることや食材費がタダではないことに、あるとき、気づいてくれる。一年半の活動の中では、気づいて変わった子の姿も見ているので、気長にやっていきたいと思います。

帰りに店を閉める作業をやっていると、高校生と中学生の子が二人、最後まで片付けを手伝ってくれました。地域交流スペースができて、片付けが2倍になってちょっと大変だったので、本当にありがたかったです。今日、お弁当を放置して帰っちゃった子どもたちも、高校生になった時には彼らみたいになるのかなと楽しみになりました。

(文・森下和海)

【Special thanks】
小林光子様/お米提供
中野歩様/カツオの梅ハサミ揚げ、菜の花、五穀米提供
藤崎堅信様/じゃがいも提供
町田市青少年健全育成小山田地区/じゃがいも提供
〈継続ご支援者様〉
大楯俊昭様
学習塾ロジム様
片山ひろこ様
山口測量様
※名前は五十音順







片付けを手伝ってくれた高校生と中学生