2022/10/01 18:09
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遊びの種まき
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保育士の鹿島亜樹さんが発起人で、毎月第三土曜日に開催している移動式遊び場付き子ども食堂。この日は朝の準備から参加し子どもたちと遊んだのですが、集団や遊びが発展していく様子がよくわかって、とてもおもしろかったです。
遊びの種をいくつかまいておくと、子どもが一人、二人、のぞきにきます。その子たちは最初、探り探り。どうしていいかわからない段階を放っておくと、遊べぬままに帰ってしまうこともあります。そんな時は、大人が率先して遊んでみせてみる。すると、その子たちの遊び心に火が灯ります。
今度は、その二人の遊ぶ姿が、通りかかった子どもの遊び心に火をつけて、どんどん燃え広がっていく(…って山火事みたいなこの表現でいいんだっけ?)。そうやって遊ぶ子供が10人を超えると、もう楽しい空気が充満して、どんな子どもも無限に遊べる空間になります。
こうなると親たちはラクで、四六時中子どもをかまってあげなくても大丈夫です。
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集団遊びを諦めない
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チョークで絵を描いたり、ボーリングしたり、ブレイブボードしたり、工作したり、鬼ごっこしたり。思い思いの遊びに没頭する子どもたちは、主体的で、活動的で、創造的で、会話もたっぷり。改めて、遊びほど子どもの能力を多面的に伸ばすものはないと感じました。
今年の夏休みはこうした子どもの集団がなかなかできず、息子を外遊びにいかせても、「誰もいなかった」と帰ってきてしまう日々でした。放っておいて自然と子どもの集団や遊びがつくれる時代ではなくなっていると感じるので、少しでもこういう時間がつくれるように努力していきたいと思いました。
(文・森下和海)
【Special thanks】
ピザーラ野津田店様/ピザの提供
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