2023/05/21 16:13

カレー&フルーツヨーグルト弁当50食、提供しました。
この日は桜美林大学の野村先生と学生さんと高校生男子、よりみち広場の運営委員のお母さんたちが入ってくださり、和気あいあいとした多世代交流となりました。私はPTA活動があって遅れて参加したのですが、楽しそうな雰囲気にほっこりしました。
学生さんと高校生男子は、調理はほとんど未経験とのこと。包丁の使い方を野村先生やお母さんたちが教えてくれたそうです。調理など生きていくために大切なスキルを、もともと見ず知らずの関係だった地域の大人に教えてもらう。家庭や学校だけに限られていた「子育て」の機能の一部を社会化できる子ども食堂は、本当に素敵な場所だなと感じました。
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「ゆとり」「交流」がキーワード
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さて、そんな子ども食堂に人を呼び込むにはどうしたらいいのか。昨年末頃からさくらんぼうではボランティアさんの参加が減っていたため、パートナーグループLINEやFacebookグループで呼びかけてアンケートを実施しました。その結果を一部、共有します。
さくらんぼうのボランティアに参加したことがある人で、「また参加したい」は75%、「参加したくない」25%でした。「参加したくない」理由(複数回答)としては、「忙しくて時間がない」「日時が合わず、都合がつかない」が75%、「調理時間が短く負担が大きい」37.5%、「調理する人が少なく負担が大きい」「人間関係がめんどさくさそう」が25%といった回答でした。「さくらんぼうのボランティアを増やすにはどうしたらいいと思いますか」と聞いたところ、「調理の時間や人数にゆとりを持たせる」55%、「ボランティアさん同士の交流をはかる」「ボランティアさんのやりたいことを聞いて活動に反映させる」が45%でした。
コロナ禍の感染症予防対策で、やむをえず調理人数や作業時間を絞って運営してきましたが、そのことによりボランティア活動参加のハードルが上がってしまっていたようでした。活動の中に「ゆとり」を持たせて「交流」できる時間を確保していくことがとても大切なんだと学びました。今後はこのことを念頭に置いて、ボランティアさん同士の交流を図りながら、気軽に楽しく参加できる雰囲気づくりに努めていきたいと思っています。

(文・森下和海)

SpecialThanks
藤崎堅信様/お米提供
須崎様/活動支援金提供
〈継続ご支援者様〉
大楯俊昭様
学習塾ロジム様
片山音楽教室様
山口測量様
和田一彦様
※名前は五十音順