2024/05/26 19:44

カレーとフルーツヨーグルト弁当60食、提供しました。最近、子どもの数が増えているので、弁当数を増やしているのですが、100人くらい押し寄せてきて、この日はまったく足りませんでした。もらえない子が大量に出てきてしまって申し訳なかったです。
たくさんの子どもたちとつながりができたのは嬉しいですが、これにこたえていたら破産してしまうと悩んでいたら、運営メンバーのお子さんが「夏に中学3年生が部活を引退したら、きっと前くらいの水準に戻るから大丈夫」と冷静に分析してくれました。夏にはもう少し落ち着くと祈ります。

■「希望の扉」とのコラボレーション

この翌日には、さくらんぼうにボランティア参加してくださっている桜美林大学の学生さんたちが運営する「希望の扉」のトークイベントがありました。彼らはかつて不登校だった経験を持つ学生です。不登校になってしまったきっかけやそのときのつらさ、どういうきっかけで立ち直れたのか語ってくださいました。私も不登校の子を持つ親として参加させていただき、とても勉強になりました。

立ち直るには、何よりも自己肯定感が大事だということ。その子を信じて、良さを伝えてくれる家族や先生に出会えたからこそ、また社会に出ていくことができたそうです。自分の子どもはもちろんですが、子ども食堂で出会う子どもたちにも、その子のいいところをたくさん言葉にして伝えてあげたいと思いました。

来月から毎月第二金曜日夕方の子ども食堂(来月は暦の関係で第1週の6月7日ですが)の前の時間帯に「よりみち広場」にて、「希望の扉」による居場所づくりが始まります。そこに参加してくれた子たちが興味があれば、そのまま子ども食堂での調理やお弁当配布に加わっていただこうと、学生さんや指導教授である野村先生が考えてくれました。

よりみち広場では先行して、「未来の森」という不登校支援も始まっています。わが子と同じように不登校に悩んでいるお子さんの居場所が増えて、本当にうれしいです。

(文・森下和海)

SpecialThanks!
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桂志苑様/活動支援金提供
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